2020
18
May

日中景色

Nikon Ai AF DC-Nikkor 105mm f/2D


データを整理していたらDC-Nikkor105mm※1で撮影したものが纏まって出て来たので載せてみたいと思います。

因みに所持している個体はRoHS(ローズ)※2施行前に生産された個体です。

現像処理を施してしまうのでDCニッコール特有の描写そのままではないので素の描写としては参考になりませんが、このような一風変わったレンズが存在した事を知って頂ければ幸いです。逆光耐性もお世辞には良いとは言えずAFも遅く(DCリング使用時はAF使用不可)手振れ補正も存在しないので、決して万能ではなく誰にでもおススメ出来るレンズではありませんが、もし機会があり余裕があればコレクションに加えて頂ければ、何をどういう風に撮ろう?と言う考えながら撮る楽しみが増える筈です。

 

 

※1 DC-Nikkorとは球面収差をコントロール可能なDCリングを搭載し、ピント面前後のボケ量を前後4段+中立に調整可能にし、撮影者が意図的に前ボケ後ろボケを操作可能にしたレンズの事で105mmと135mmの2本が発売されています。

※2 欧州連合による電子・電気機器の有害物質の使用制限の略称であり2003年に公布され2006年に施行

当レンズをはじめ長期間に渡り製造されたレンズは2006年頃を境にRoHS指令に対応する為、材質の一部が変更されており(鉛入りガラスから鉛・ヒ素フリーの代替え光学ガラスへの変更)施行後に製造されたものはRoHSマークが刻印されています。

 

 

 

 

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