八ツ山橋踏切で京急を撮る
八ツ山橋は東京都港区と品川区の境界に位置する橋で東海道と東海道線を交差するために明治5年(1872年)に架けられました。現在の橋は昭和60年(1985年)に架け替えられた4代目です。また日本の怪獣映画として有名なゴジラにおいて怪獣ゴジラが初上陸した地でもあります。
そんな橋の品川区側の袂にある京急線八ツ山橋踏切からは、JR線の線路をオーバクロスする京急線の電車を正面から写すことができます。
鉄道風景
品川駅から北品川駅の構内にかけて2つの連続したS字カーブを描く京急線。地図で見ると大したこと無いようですが、1両辺り20mにもなる電車にとっては急カーブです。この区間は民家の軒先を掠める様に右へ左へ時には高架線を駆使して疾走するその姿からジェットコースターとも揶揄される京急線らしからぬゆっくりとした速度で車体を軋ませながら通過してゆきます。
八ツ山橋踏切1は目の前をゆっくりと進む大迫力の京急線が撮れるとあり鉄道マニアには有名な撮影スポットですが、高頻度運転かつ長い電車では200m以上にもなるにもかかわらず低速で走るため、ラッシュ時は勿論ですが全日に渡り開かずの踏切となっています。そのため品川駅までを高架化し踏切を廃止する予定です。
近いうちに見納めとなってしまうS字カーブをゆく京急線の電車。通行の方や鉄道の運行を阻害しないようルールとマナーを守って撮り鉄をしてみてはいかがでしょうか。
住所 |
最寄り駅・バス停 |
JR線・京急線 品川駅より徒歩約10分 |
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