面影橋駅都電夜景
都電としては唯一の生き残り、早稲田と三ノ輪橋間を結ぶ都電荒川線の片側の起点早稲田駅から1駅目、上下に道路を挟まれた都電荒川線面影橋駅付近から専用軌道を走る都電夜景を写して来ました。
面影橋
面影橋停留所の名前の由来ともなった面影橋は江戸時代の浮世絵画家歌川広重作『名所江戸百景 高田姿見のはし俤(おもかげ)の橋砂利場』にも立派な木製の太鼓橋が描かれ、蛍の名所としても名を馳せていましたが、今ではコンクリート製のなんて事のない橋になってしまっています。
余談ですが、学習院下~早稲田間は併用軌道の様に見えますが、元々は住宅の裏側を走る専用軌道だったものが、新目白通りの道路拡張に伴い若干線路を移設したのち左右を道路で挟まれたセンターリザベーション方式となった為、併用軌道ではなく専用軌道と言う扱いになっています。逆に同じように道路に挟まれて走行する小台~熊野前間は道路と分離されていますが、元々は併用軌道だったので現在でも併用軌道と言う扱いのようです。
一期一会の鉄道写真
新目白通り中央を走る都電荒川線の撮影は、信号と自動車、都電のタイミングが上手くかみ合わないと撮影出来ないので、まさに一期一会の鉄道風景。チラッとフレームインする自動車も中々良い感じ。この日は雨上がりと言う事もあり、濡れた路面に反射する様々な灯りが綺麗でした。
住所
東京都新宿区西早稲田3-6
最寄り駅・バス停
都電荒川線 面影橋駅より徒歩約1分 |