2021
30
May

夕景, 東京都23区, 都市夜景

東雲のマンション夜景を撮る

東雲(しののめ)マンション夜景

東雲マンション夜景

 

辰巳駅・東雲駅から共に徒歩10分ほど、江東区の臨海部に位置する東雲地区にそびえる高層マンション群。天気が崩れる前の日とあって夕焼けの橙色が一段と鮮やかで印象的だった東雲キャナルコートマンション群の夕、夜景を写して来ました。

 

東雲(しののめ)

慣れてしまえば、スッと読めてしまうものの、予備知識なしでは読みを答えるのは難しい難解地名のひとつ「しののめ」
東雲、これは「夜明けに空が東から茜色に染まってゆく様子」を表した雅語(がご)・みやび言葉で、現代では使われなくなってしまった表現ですが、地名として江東区東雲のように使われています。
余談ですが、似たような明け方を表す言葉として「有明」「日の出」と言ったものがありますが、共に東京臨海部の地名として使われています。

地名としての東雲ですが、大正12年(1923年)に発生した関東大震災の瓦礫を東京湾に処分した事から出来た土地で、昭和13年(1938年)に東京府港湾局の公募から「東京湾の東に位置し、朝日を浴び輝く空のように、東京の発展の暁となるように」と言う事で東雲と名付けられました。以降は東京臨海部の他の土地と同じように主に工業用地として使われ、住宅は昭和44年(1969年)に建てられた都営アパートくらいと言う、東京都の最果てと言う様相でしたが、平成に入り臨海部再開発が行われ、三菱製鉄鋼工場跡地に東雲キャナルコートが誕生したのを先駆けに、高層マンションが建ち並ぶお洒落な街として生まれ変わりました。

 

マジックアワー

辰巳桜橋とキャナルコート東雲

東京都心部まで続く高層建築

辰巳運河沿いのマンション夜景

キャナルコートの奥に見えるは豊洲

 

刻一刻と変わりゆく空の色と日没と共に徐々に燈ってゆく窓の明かり、そしてタワーマンションや空の藍色が映り込む辰巳運河の景色が綺麗。東京臨海部、特に豊洲エリアは再開発、発展著しいので今は撮影した当時とはまた違った景色になっているのでしょうか?まさに東京夜景は一期一会。
 

 

住所

 

東京都江東区辰巳一丁目付近

 

最寄り駅・バス停


東京メトロ有楽町線 辰巳駅より徒歩約5分

東京メトロHP 
https://www.tokyometro.jp/

 

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