小湊鉄道五井機関区
小湊鉄道五井駅に隣接する五井機関区。
銀色に輝くステンレス車両が走るJRを横目に、昭和の時代で時間が停まったような旧いディーゼルカーがエンジン音を響かせ走る小湊鉄道の車両基地の夜景風景を写して来ました。
小湊鉄道
小湊鉄道は五井駅から上総中野駅までの39.1㎞を結ぶ非電化路線で、大正14年(1925年)に五井駅から里見駅まで開業したのを切っ掛けに昭和3年(1928年)までに上総中野駅まで順次延長されました。
小湊の社名が示すように本来は小湊(房総半島の太平洋側に位置し現在の鴨川市東部付近)までの延長開業が予定されていましたが、昭和9年(1934年)に国鉄木原線(現いすみ鉄道)と上総中野駅で接続した事により房総半島横断が出来る様になったため、延長は断念されています。
また東京駅から直通快速で1時間と言う近さにありながら、大正から昭和時代の鉄道の雰囲気を色濃く残し、平成29年(2017年)には五井機関区をはじめとする計22施設が国の有形文化財に、平成30年(2018年)に小湊鉄道と沿線風景がちば文化遺産に指定されています。文化庁HP https://www.bunka.go.jp/index.html
千葉県HP https://www.pref.chiba.lg.jp/index.html
車両基地夜景
首都圏では珍しい気動車が走る小湊鉄道。車両基地も当然の事ながら非電化なので、上から見下ろした時に架線が無くすっきりとした夜景風景が写せるのが新鮮でした。
近年JR北海道から中古の気動車を2両購入した様で、車両基地内で整備が行われていました。
住所
千葉県市原市五井付近
最寄り駅・バス停
JR内房線・小湊鉄道 五井駅より徒歩約1分 |
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