かつしかハープ橋
東京都葛飾区に位置し綾瀬川に架かる、かつしかハープ橋。
曲線を描く姿やワイヤーケーブルの張り方がハープに似ていることから名づけられた、かつしかハープ橋の美しい連装斜張橋の姿を写してきました。
夜景風景
かつしかハープ橋は世界初の曲線斜張橋として昭和62年(1987年)に開通しました。2本の主塔の高さが一方は65m、もう一方は29mと倍近く違うため、錯覚によって実際より長大に見えるというユニークさがあります1。そんなハープ橋のライトアップは地域に溶け込み、それでいて橋の存在感を際立たせる素敵な景色でした。
ハープ橋を左右両岸から眺めるには、東四ツ木避難橋を通りぐるっと迂回する必要があり少し大変ですが、背景とあわせた橋の表情の違いは十分に見る価値があるので是非とも左右両岸からの橋景を体験してみてください。
余談ながら、この橋を手掛けたデザイナーの大野美代子さんは蓮根歩道橋を昭和55年(1977年)に手掛けたのを切っ掛けとして以降、橋梁デザイナーとして横浜ベイブリッジやフランス橋(横浜)、名港中央大橋(名古屋)、女神大橋(長崎)、鶴見橋(広島)、鮎の背大橋(熊本)、小田原ブルーウェイブリッジ、はまみらいウォーク(横浜)、千葉モノレール橋脚などを手掛けられました。
住所
東京都葛飾区東四つ木1付近 京成電鉄HP https://www.keisei.co.jp/
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