打越橋から夜景を撮る
神奈川県横浜市中区の切通しに架かる打越橋。
橋上からは横浜みなとみらい方面の夜景や眼下を走る市道の軌跡を眺めることができます。
夜景風景
打越橋は関東大震災の復興事業として昭和3年(1928年)に架けられました。牛島山と呼ばれていた高台への交通の便を図るため、山を削り高台上への市道を通した際に、稜線上を走っていた道路が分断されるため、切通し上を通り分断された稜線を結ぶ橋として架けられたものが打越橋です。
打越橋は平成2年(1990年)には、かながわの橋100選に選ばれ、平成27年(2015年)には、元町・山手地区の震災復興施設群として土木学会選奨土木遺産にも選定されています。
打越橋は高台を結ぶだけあり、市街地に架かる橋としては高さがあり、西側からは横浜駅やみなとみらい地区の高速建築群を眺望できます。
また橋の架かる切通し(牛山坂)にはかつて横浜市電が走り、石垣造りの切通しをゆき朱色のアーチ橋の下を潜る姿は横浜市電の象徴でした。
住所 |
神奈川県横浜市中区打越3 |
最寄り駅・バス停 |
神奈川中央バス 打越橋バス停下車すぐ |
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