八木山てっぺんひろば
八木山てっぺんひろばは仙台地下鉄東西線八木山動物公園駅屋上に造られた展望広場です。
ガラス張りの広場からは大年寺山に建つ仙台タワーや長町から名取市にかけての都市夜景を眺めることが出来ます。
夜景風景
EVで屋上へと昇ると目の前に現れる「八木山てっぺんひろば」。眺望も良く八木山動物公園への入り口ともなっているので、昼間は多くの人で賑わいますが、夜になると訪れる人も少なく、意外なほどに穴場な夜景スポットになっています。駅直結でAER展望台と同じ高さから名取市街地の景色が眺められるので、もっと注目されてもよい素敵スポットなので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
八木山は青葉城のある青葉山とは谷を挟んで隣同士にあるので、それぞれ青葉山からは名取方面が、八木山からは仙台市街地方面が陰になってしまいます。しかし、青葉山はバスで、八木山は地下鉄でそれぞれ簡単にアクセスできるので、ふたつの山からそれぞれ違った仙台の景色を眺めてみるのもおススメです。
この日は天気予報では晴れでしたが訪れたタイミングで雪が降り始め、ウッドデッキは雪で滑りやすく、展望広場のガラスにも解けた雪が付いてしまい、写真を撮るには厳しい条件になってしまいました。仕方ないので三脚の脚とセンターポールを目一杯伸ばしてカメラをガラスの上へ持ち上げました。三脚は目一杯脚とセンターポールを延ばすと安定性が悪くなり、風で煽られてしまいますがGITZOの三脚はしっかりとホールドしてくれました。気軽に撮影に行けない場所でカメラを委ねるならGITZO一択です。流石に突石だけはGITZOの大型のものに変えていますが、ツルツルした床でもしっかりとグリップしてくれます。
東西線八木山動物公園駅は令和2年(2020年)5月までは日本一標高の高い地下鉄駅でしたが、私鉄路線であった北神急行電鉄が神戸市営地下鉄に編入されたため、現在日本一標高の高い地下鉄駅は神戸市営地下鉄北神線谷上駅(標高244m)です。ただし谷上駅は地上にあるため、地下にある地下鉄駅としては依然として日本一高い駅となっています。
136mと言うと今一つピンと来ないかもしれませんが、仙台駅前にあるAER最上階の展望台が約140m、東京タワーのメインデッキが150mほどなので、相当に高い位置にあることが実感できるかと思います。
実は東西線は全線標高の高い場所を走ってるんでしょ?と思うかも知れませんが、もう一方の起点である荒井駅の線路は海抜-3.8mなので両端の駅の標高差は約140m、これはAERの1階と31階展望台ほど高低差がある事になります。
住所 |
宮城県仙台市太白区八木山本町1 |
最寄り駅・バス停 |
仙台市営地下鉄東西線 八木山動物公園駅下車すぐ |