2024
31
May

撮影機材・道具・その他(Equipment・Tools)

玄米珈琲を飲んでみる

玄米珈琲を飲んでみる

長野駅のお土産屋さんで見かけた玄米珈琲。
300㌘で¥1,080と珈琲基準で見ると安めの値段。原材料玄米のみって潔いと思いましたが、よく考えると珈琲も原材料は珈琲豆オンリーでした…

 


 

製造会社を調べてみると、長野県に本社のある会社で主に和漢薬を作っている会社が手掛けている商品で、玄米珈琲以外にも薬草茶や紅茶なども販売しているようです。


淹れ方は珈琲豆と同じようにドリッパーで抽出するようで、量あたりの豆?も珈琲とそこまで変わらないようです。しかし珈琲と違い2煎淹れることもできるのが特徴で、この辺りは日本茶などに近く、杯ではなく煎なのも日本茶と同じですね。
しっかりと蒸らすのが美味しく淹れるコツだそうです。

豆?茶葉?はもっと玄米っぽいかと思いきや、チョコレートを砕いたような感じで、一見すると土っぽい感じです。

お湯を注ぐと脳がバグを起こします。淹れ方も色も珈琲、なのに香りはお茶で玄米のいい香りが漂ってきます。
ひと口飲んでみると、これはお茶だ!それも香ばしい玄米茶です。
珈琲の名前に引っ張られて、普段と同じような珈琲の味がするつもりでいたので、一口飲んで思ったのがダメだこれはと…。勿体ないので淹れた分は飲んでしまうかと、ちびちびと飲んでいくと慣れたのか味が判るようになってきました。味としては、「深煎りで酸味が一切ない珈琲をアメリカンにしたうえで玄米茶の香りをつけた」という表現がしっくりきます。
ミルクを入れて飲んでもおススメとのことなので、ミルクを1割ほど入れてみましたが、口に含むとミルクの味が先にきて玄米の味がかき消されてしまってあれ?と思いましたが、後から玄米珈琲の香りと味がきちんとやってきてました。元々珈琲にはミルクをたっぷり入れる派なので、ストレートに飲むよりミルクを入れる方が美味しく感じました。味は「まろやかで苦味とコクがないカフェラテ」でしょうか。
2煎目も美味しく飲めるとのことなので、同じように蒸らしたあとに、少しお湯を減らして淹れてみましたが、1煎目と同じように美味しく飲むことができました。
これは珈琲の代用として捉えれば断じて珈琲ではありませんが、玄米珈琲と言う飲み物だと思えば全然ありです。名前の珈琲部分に引っ張られてしまいますが、珈琲と言う名前を忘れてしまえば、程よい香ばしさと玄米の香りがクセになる飲み物です。上にも書きましたが酸味は一切無いので、普段からダークローストを飲んでいる人なら、すぐに受け入れられるはず。

 

 

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