車坂跨線橋(上中里)からスカイツリーのライトアップを撮る
車坂跨線橋はJR京浜東北線の上中里駅付近に架かる跨線橋です。
跨線橋の北側、歩道からは都心方面にスカイツリーを眺めることができます。
山の手と下町
下町とは下記の出典のように山の手(上町)に対して低い位置にある町のことを指します。
江戸東京では、武蔵野台台地よりも東側の東京都区部の低地が下町と呼ばれる地域になります。
今では東京の南側は地図上で視覚的に山の手と下町を分けることは難しくなっていますが、北側の特に上野から王子にかけては分かり易く、京浜東北線より東側が下町、それより西側が山の手となっています。そのためGoogleMAPなどで線路よりどちらにあるかで山の手と下町を直感的に分けることができます。これは京浜東北線の路線が武蔵野台台地の外縁部に沿って走っているからで、東京から大宮方面の電車に乗った時は、進行方向左手側は崖が続いているのが見てとれます。崖の上が山の手の街並みで、車窓から見ることはできませんが右手側荒川方面が下町です。
車坂跨線橋も尾久などの荒川側からは坂道を登る必要が有るのに対し、崖上にある西ヶ原はフラットになっています。江戸時代風に言えば、山の手と下町を繋ぐ橋です。
都会で、高台の上町に対して、低地にある町。商工業に従事する町家が密集しているあたり。特に、江戸で、武家屋敷や寺社の多かった山の手に対して、芝、日本橋かいわいから京橋、神田、下谷、浅草、本所、深川方面の町家の多い地区をいう。現代では、山の手の住宅地区に対して、その東に広がる低地一帯を呼ぶこともある。江戸時代の風情を残し、住む人の庶民的であけっぴろげな気風や人情味を特色とする。
出典:日本国語大辞典より
夜景風景
スカイツリーの袂に見える眩い灯りは、JR東日本の新幹線の東京側の拠点である東京新幹線車両センターです。人の眼では全く見えませんが、カメラのレンズを望遠にして覗くと小さくですが、車両基地に並ぶ新幹線の姿を見ることができます。
住所 |
東京都北区上中里2-44 |
最寄り駅・バス停 |
JR京浜東北線 上中里駅より徒歩約3分 |
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