小梅児童遊園からスカイツリー夜景を撮る
小梅児童遊園は墨田区向島にある児童公園で、東武線スカイツリー駅とは道路を挟んだ向かい側にあります。
昭和31年に造られた古い公園ですが、平成22~24年に墨田区、台東区、東京芸大が連携したGTS観光アートプロジェクトによって作られたモニュメント「おぼろけ」が展示され、スカイツリーと共に眺めることができます。
おぼろけについて
敷地は東京スカイツリーの目先にあり足下には様々な人、物、建物が混在しています。その足下の風景を棒のフィルターでぼやかす事でどの場所でもない抽象化されたビュースポットをつくろうと考えました。また、墨田生まれの葛飾北斎は遠景に霧雨や雲を重ねて描く事で空間の奥行きを表現していました。おぼろけな風景の中で東京スカイツリーはよりクリアに浮かび上がり新たな鑑賞のかたちをつくりだします。
GTS観光アートラインより抜粋
https://www.city.taito.lg.jp/bunka_kanko/culturekankyo/kyoikurenkei/renkeijigyo/gtsart.html
夜景風景
東京スカイツリーのお膝元とも言うべき場所に有る小さな児童公園。スカイツリーと浅草の間には東京ミズマチが設けられ徒歩で回遊できるようになっていますが、その回遊路から少しだけ離れた場所に有ると言うだけで、訪れる人もほとんどいないのは残念。公園から無数に伸びる棒「おぼろげ」と共に見上げるスカイツリーはユニークで、間違いなくこの公園でしか見ることができないので、少し回遊路から逸れ寄り道してみてはいかがでしょうか。
住所 |
東京都墨田区向島1-33-3 |
最寄り駅・バス停 |
東武伊勢崎線 とうきょうスカイツリー駅より徒歩約1分 |
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