しおかぜ橋から夜景を撮る
しおかぜ橋は江東区の沿岸部を流れる汐見運河に架かる歩行者専用橋で、塩浜地区と枝川地区を結んでいます。運河を跨ぐ片持ち式の斜張橋と京葉線を跨ぐアーチ橋と言う2つの橋とそれを結ぶ連絡橋をまとめて1つの橋としたため、架橋形式が「単径間鋼製斜張橋、単径間鋼製アーチ橋他多彩」と言う面白い記載になっています。
京葉線を跨ぐアーチ橋は目隠しがされているため橋上から両側の景色を見ることはできませんが、斜張橋や2つの橋を結ぶ連絡橋からは運河や豊洲のマンション群、地下から高架へと駆け上がる京葉線の姿を眺めることができます。
夜景風景
橋上、特に2つの橋を繋ぐ連絡橋から斜張橋方面を眺めると、橋の奥に豊洲のマンション群の灯りが見ることができます。
塩浜地区から潮見駅へ行くのにも、枝川地区から木場駅へ行くにもこの橋が無いと歩行者は600m近くを迂回させられることになるので、歩行者専用橋ながらも歩行者や自転車の通行量も多く、この橋が歩行者のショートカットに大いに役立っていることが見受けられます。
お洒落なデザインと複数の橋をまとめて繋いでいるユニークなつくりのしおかぜ橋ですが、駅から遠いこともあり、余り夜景撮影スポットとしてはメジャーではありません。しかしすぐ近くを走る都道319号線を走る都バスからは比較的近いので、東京臨海部の夜景巡りのひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
住所 |
東京都江東区枝川3-1-4 |
最寄り駅・バス停 |
東京メトロ東西線 木場駅より徒歩約20分 |
この記事へのコメントはありません。