南大沢2丁目から夜景を撮る

多摩ニュータウン地区の西側に位置し、京王電鉄相模原線南大沢駅を含む南大沢2丁目。多摩ニュータウン地区は複数の区画からなり、南大沢2丁目は20区に属し、谷を挟んで隣の13区とは歩道橋で結ばれています。歩道橋20区側からは13区の丘陵地帯に建つ南大沢パークヒルズを見ることができます。

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夜景風景

南大沢2丁目から夜景を撮る

南大沢は多摩ニュータウン地区の中でも新しい方になりますが、例外的に南大沢2丁目は鉄道が通る10年以上前（1980年代初頭）には戸建てが建ち初め、その後も平成後期になるまで南大沢地区の開発は停滞していたため、大規模な商業施設や大学、マンションが建ち並び多摩センターの西側の拠点として開発が進められた新しい街である南大沢にあっては、京王本線の東側で見られる昭和時代に宅地開発されたような戸建て住宅が1ブロックだけポツンと現れると言う面白い地区構成になっています。
20区と13区を結ぶ歩道橋も名前を南大沢であい橋と言いますが、は多摩ニュータウンの街づくりにおいてこういった谷間に架橋する場合は、充分に余裕を持った幅と距離で歩行者に階段で昇降させることなく谷をフラットに超えていきそうなものですが、架橋した時点で20区側は崖ギリギリまで住宅地が迫り、谷底にも住宅が建ち並んでいることから、高い位置で架橋できなかったためか、一度階段で谷底地表近くまで降りた上で歩道橋を渡り再度階段を登り反対区画の地平面に出ると言う多摩ニュータウンらしからぬ歩道になっています。
そのため南大沢駅から13区へ向かうと、住宅地の行き止まりの向こうに木々の中へ吸い込まれる様に降りて行く階段を下ると、対岸に突如としてマンション群が建ち並ぶと言うインパクトある風景を見ることになります。