宇都宮二荒山神社から夜景を撮る
宇都宮二荒山(ふたらやま)神社はJR線宇都宮駅の西側、市街中心部にある小山のうえに建つ神社です。
神社のある明神山の周囲は市街地化され、特に大鳥居の建つ宇都宮市民バンバ広場は周りをビルに囲まれているため、神社を上空から見ると都会の中に突如として現れた森と言う不思議な景色を目にすることになります。
多くの木々に囲まれているので境内からはここが宇都宮の中心地であることを忘れてしまいそうになりますが、拝殿へと続く石段から鳥居方向を見ると、神社を取り囲む街並みや表参道であるバンバ通などを見ることができます。
宇都宮二荒山神社二荒山神社の創建は古く4世紀末から5世紀前半に御祭神である豊城入彦命を祀ったのが始まりとされ、その後838年(承和5年)に現在の地に遷座したとされています。神社のある明神山は現代では都会の中に残る小山ですが、過去には日光から続く栃木県北西部山系に連なる最南端の山でした。 ふたつの二荒山神社栃木県には二荒山神社がふたつあり、ひとつは「宇都宮二荒山神社(ふたらやま)1」でもうひとつは「日光二荒山神社(ふたらさん)」。どちらも栃木県にあることや、社格が一宮であったことから混同されがちですが、片方が本社で片方が別宮と言う風に関連する神社と言う訳ではなく、祀っている神も宇都宮は豊城入彦命、日光は大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命とまったく別のものです。 |
夜景風景
神社の目の前を横切る通りはJR宇都宮駅から真っ直ぐに延び、バスが引っ切り無しに行き交う宇都宮のメインストリートのひとつとも言える大通りですが、そんな通りの賑やかさとは裏腹に神社の境内は静謐に包まれています。
住所 |
栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1 |
最寄り駅・バス停 |
関東バス 馬場町バス停下車すぐ |
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