TTARTISANパトローネ型LEDライト
フィルムをモチーフにしたお洒落なパッケージにパトローネそっくりのLEDライト。
この変わったLEDライトは、銀座松屋の中古カメラ市のカメラのゴーゴー商会で1週間ずっとケースの上に展示されていたのですが、最終日の撤去寸前までフィルムを売っていると思っていたほどに135判のパトローネそのものです。
製造元はTTArtisanで、アルファベット表記だと余り馴染みがありませんが、漢字表記だと銘匠光学になります。中国深圳に本社を置き創業は2019年と新興企業ですが、廉価で明るいレンズやマウントアダプターなどを多数供給し日本では焦点工房が代理店になっているので、ヨドバシカメラやマップカメラなどで目にすることも多いメーカーです。
今回は展示品を少しお安く売って頂きましたが、おおむねネットショップなどでも¥1,480と廉価な値段で販売されているので、半ばネタアイテムっぽい気がしますが、LEDライトとしても中々に機能的で安く良いものを供給する中国企業らしいものとなっています。
パトローネ型LEDライト
パッケージは135判フィルムのばら売りパッケージそのもので、近くで見るとLEDライトの文字があるものの、普通にこれが山積みだと傍目にはフィルムにしか見えません。なぜかパッケージはドイツカラー。CEとWEEEマークがついているので欧州で販売することを意識したデザインなのでしょうか?
上手いことに、パトローネのベロだしする部分にあたる直線部にLEDライトが埋め込まれています。スプールの出っ張りにあたる部分がスイッチになっていて押すとライトがONになります。ここはゴムキャップなのでキャップを外すとストラップホールが現れてストラップを通すことができます。メーカーHPだとこれを使って首から下げた画像もあるので、オンカメラ以外にも純粋にLEDライトとして持ち運ぶこともできます。スイッチの反対側がUSB充電部になっています。45分の充電で180分点灯可能だそうです。また充電中は赤いランプが点灯し完了すると緑のランプが点灯するようになっています。
磁石を内蔵しているので付属のアタッチメントをカメラなどのアクセサリーシューに嵌めるとピッタリくっ付くようになっています。磁石固定なのでパトローネのには凹みも出っ張りもなく、何度も言いますが135パトローネそのものです。
ライトは3パターンで電源ボタンをクリックするたびに切り替わります。
メーカーHPにおると3000,4500,6000K前後の色温度になっているそうで、きちんとビデオライトとして使うことも考えられています。LEDは3×6で18灯なのでサイズからすると明るめですが、光量調整はできずフル点灯のみです。
カメラに取り付けるとこんな感じで、激しく振り回さなければ落ちることはなく、磁石でカチッと取り付いています。カメラの上にパトローネらしきものが載っているのはユニークで人目を引きます。ちょっとしたビデオ用としても懐中電灯代わりとしても、ネタアイテムとしても使えるTTARTISAN銘匠光学製パトローネ型LEDライトいかがでしょうか?
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