千葉都市モノレール・セントラルアーチの夜景を撮る
セントラルアーチは千葉駅前大通りに架かる千葉都市モノレールの橋梁で、千葉市街中心部のシンボルとして夜にはライトアップされ、時間や季節によってさまざまな色に照らされます。
元々はカラーフィルター付きの電球でライトアップしていたものを、設備更新に伴い2016年(H28年)よりフルカラーLEDでライトアップするようになりました。通常時は時間と共に色が変わるレインボーライトアップですが、イベント時などには特別カラーにライトアップされることも有ります。ライトパターンについては施工業者である岩崎電気株式会社のHPに詳細なものが掲載されています。
夜景風景
現役最古のモノレールとして知られているドイツ・ヴッパータール空中鉄道は全長の3/4を河川の上を走りますが、千葉都市モノレール1号線もそれに範を仰いだのか栄町駅より先、県庁前駅までの区間の大部分を河川の上を走ります。セントラルアーチの場所でちょうどモノレールが走っている葭川と大通りが斜めに交差することになり、それまで約40m間隔で建てられた橋脚では50mを越える道幅の大通りを跨ぐことができないため、アーチ橋と言う形で大通りを一跨ぎすることになったのでしょう。千葉都市モノレールにおいては他にも幅の広い道路などを横断する箇所はありますが、いずれもシンプルな実用本位ものであり、このセントラルアーチのように美しいアーチ橋があるのは、この場所だけです。千葉市街地中心部と言うことや、千葉駅前からも見通せるモノレールにとってはお立ち台とも言える場所なので、せっかくならば美しいものをと言う思いが有ったのでしょうか。
実際に近くでセントラルアーチを眺めていると、優雅なアーチの中をモノレールが音もなく走り抜ける姿は印象的であり、間違いなく千葉市の代表的なシンボルの一つとなっています。
住所 |
千葉県千葉市中央区中央1-15 |
最寄り駅・バス停 |
千葉都市モノレール1号線 葭川公園駅より徒歩約2分 |