八千代橋から夜景を撮る
八千代橋は新芝浦南運河に架かる橋で、芝浦3丁目と4丁目を結んでいます。
橋の下流側からは港区が誇るタワーマンションや護岸に係留された雑多な船などの景色を眺めることができます。
夜景風景
片側3車線合計6車線の大通り。橋の長さが27mに対して幅が23mなので、車を運転していれば橋を渡ったことすら気づかないかも知れません。そんな短い八千代橋ですが、橋上から見える景色はこれが東京とでも言うかのような美しく引き込まれるものです。運河の両側に規則正しく衛兵のように並んだビル群、そして正面にはこの景色の主役とも呼べる芝浦アイランドタワーがそびえ立っています。この景色に色を添えるのは右岸に係留された屋形船や釣り船と言った遊覧船の数々です。この場所は船宿屋さんの乗り場にもなっているようで、水辺に迫り出した細長い乗り場は、親水と言う表現が正しいかは判りませんが、水の都東京が水と共にある証のようで感動します。
建ち並ぶ雑居ビル、タワーーマンション、遊覧船この全く関わりが無いようでいて、それらが同じ景色に収まることで、上手くミックスされ東京ウォーターフロントらしい景色になるのだから不思議なものです。運河が縦横に走る芝浦は歩いてみると景色が目まぐるしく変わりとても面白いので、是非散歩してみてはいかがでしょうか。
余談ながら橋近くの三差路はマリカーのコースになっているようで、信号待ちをしていると、夜景を眺めるドライブに丁度いい時間と言うこともあってか、ガイドに引き連れられたコスプレ外国人集団が2グループ団子になって駆け抜けてゆきました。しかもその直後にもう1グループが来て、その多さはさながら電車内で流れているゲームの宣伝映像で、久しぶりに東京カオスすぎると思いました。
住所 |
東京都港区芝浦3-20 |
最寄り駅・バス停 |
JR山手・京浜東北線 田町駅より徒歩約10分 |