武蔵小杉駅入口交差点の夜景を撮る
武蔵小杉駅入口交差点の夜景を撮る
神奈川県の北西部に位置し東京都と県境を接する川崎市。川崎市は7つの区で構成されていますが、そのうちの1つである中原区の武蔵小杉。武蔵小杉とは通称で、JR線と東急線の武蔵小杉駅周辺一帯の事を指し、小杉町を中心とした複数の町から成り立っています。元々は工業地帯であり、東急線のかつてあった駅である工業都市駅の名前からも窺い知ることができます。この駅は1939年に開業したものの45年に南武線との交点に武蔵小杉駅が出来、両駅間が近く200ｍ程しか離れていなかったため武蔵小杉駅に統合される形で59年に廃駅となっています。駅は国道409号線との交点付近の高架上にあり、丁度これらの写真で言うと画面奥方向、東急線の高架線が走っている辺りにありました。
東京中心部からは電車で約20分程と利便性が良いことから、90年代以降工場の移転に伴う再開発により大規模な商業住宅施設が建設されることとなりました。「コンパクトシティ」を標榜していることから、タワーマンションが林立し日本有数の高層ビル群を形成しています。衣食住が揃い、鉄道も4路線7系統が通り、そのうち5系統は東京都心へと直通していることなどから首都圏済みたい街ランキングでも上位を維持し続ける人気の高い街となっています。そんな武蔵小杉駅入口交差点からは頭上を覆う送電線やタワーマンションなどの雑然とした景色を見ることができます。
夜景風景
武蔵小杉駅入口交差点の夜景を撮る
武蔵小杉駅入口交差点の夜景を撮る
武蔵小杉駅入口交差点の夜景を撮る
訪れるたびに変化する街、武蔵小杉。再開発は主に大型施設の跡地におこなっているので、再開発の進む地区から一歩逸れると、小規模な店舗が並ぶ昔ながらの街並みが残っています。けれども、そんな街並みから空を見上げれば、競い合うようにそびえ立つタワーマンションが目に入ってきます。昨今の再開発はどこもかしこも上へ上へと伸ばすのが流行なのか、駅前ともなればタワーマンションの1棟や2棟建っているのが当たり前になりましたが、武蔵小杉のように右を見ても左を見てもタワーマンションと言うのは中々に珍しいものです。この景色もいずれは再開発か、それとも国道の拡張にでも飲み込まれてしまうのでしょうか？この地域の人が過ごしやすいより良い発展を遂げるのであれば、部外者が何か言うのは烏滸がましいことでしょう。ただそっといつかは消えてしまうであろう景色を記録するまでです。
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住所 |
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神奈川県川崎市中原区小杉町3 |
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最寄り駅・バス停 |
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JR横須賀線・南武線 武蔵小杉駅より徒歩約3分 |
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