南軽井沢
神奈川県東部に位置し県庁所在地でもある横浜市。横浜市は18の区から構成されていますが、そのうち1つである西区は横浜の顔とも言える横浜駅や、再開発によって誕生したみなとみらい21地区など、県外の人にも知名度のある施設を数多く有する横浜市の中心区です。そんな西区ですが区内の大多数の地域は住宅街となっており、隣接する南区と共に横浜市の中でも高い人口密度となっています。横浜駅の北西に位置する南軽井沢も地区内の大部分が住宅地が占めていますが、地区内の南西付近の台地上には自動車教習学校や軽井沢古墳があり、それらを掠めるように県道13号線が通っています。13号線は急曲線と急勾配でS字カーブを描きながら台地上へと登ってくるため、台地の端からは隣接する西ヶ谷の街並みと共に眼下に13号線を見渡すことができます。
夜景風景
NAVITIMEによると、最寄りのバス停は坂の下か上と言う何ともな2択(もっとも中腹に作った所で崖しかありませんが)で、坂上まで行っても歩道橋を登り降りさせられることを考えれば、駅から15分と歩きでも良いかななんて思い、歩いて行くことにしましたが、突然目の前にそびえる先の見えない急勾配と急カーブが現れ、ここが坂の町横浜であったことを思い知らされると共にゲンナリします。僕など坂を見ただけで無理だこれと思ってしまう所を、地元の人は毎日この坂を登り降りしているのには感心してしまいます。横浜の人は健脚ですね。これだけ駅に近くて人口も多いなら香港宜しくエスカレーターなりエレベーターなりを設置しようなんて言う意見は無いのでしょうか?高台の自動車教習学校も仮免許の校外教習ともなれば、この急勾配のS字カーブを走らなくてはならないので、ここの教習生は坂道発進が自然と上手くなりそうです。
今回、教習所目の前を走る道路の端から撮影しましたが、この道路は自動車は途中までしか走れず、一端は階段で13号線の歩道へと繋がっていることから、もはや教習所の駐輪場と化していて、もしや教習所の私有地か?と思ってしまいます。念のため確認するとGoogleカーが入って行っていることや、横浜市の行政地図を見ても三ツ沢第68号線と言う歴とした市管理道路のようなので、教習所が閉まった頃合いを見計らって三脚を立てさせてもらい、うねるように進む県道13号線と西ヶ谷の夜景を写させてもらいます。横浜駅に近いものの、横浜駅周辺やみなとみらい21地区方向の視界が開けていないので1、台地上からは見ることはできません。とは言え急勾配急曲線の道路を俯瞰できるのは面白いポイントだとは思いませんか。
住所 |
神奈川県横浜市西区南軽井沢62-1付近 |
最寄り駅・バス停 |
JR線・他 横浜駅より徒歩約15分 |
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