2021
28
Jul

都市夜景, 神奈川県

横浜ノースドック瑞穂橋から夜景を撮る

横浜ノースドック瑞穂橋

瑞穂橋夜景

 

奈川県横浜市、みなとみらいの対岸に位置する瑞穂埠頭。みなとみらいを訪れた事があれば海の向こう側でクルクルと大きな白い風車「ハマウィング」が廻る姿を目にした事があるでしょう。横浜みなとみらいのシンボルのひとつ「ハマウィング」が建つ場所こそが瑞穂埠頭であり、かつては埠頭全体が米軍基地として使用され瑞穂埠頭のたもとから先は日本人が立ち入る事の出来ない日本の中の米国でした。今では瑞穂埠頭の一部が返還され埠頭へと架かる瑞穂橋も普通に歩くことが出来ます。そんな日本の中の米国への入り口だった瑞穂橋から横浜ウォーターフロントの水辺夜景を写して来ました。

 

瑞穂埠頭

 

瑞穂埠頭の歴史

 

瑞穂埠頭は関東大震災後の大正14年(1925年)に横浜港拡充の一環として山内埠頭(瑞穂橋から見て正面、現在はプレジャーボートのマリーナになっている)、高島埠頭(みなとみらい線新高島駅付近、現在は埋め立てられみなとみらい6丁目となっている)と並び着工され昭和20年(1945年)に完成しましたが、終戦と共に連合軍に接収され、講和条約の発効後は日本の提供施設として在日米軍が使用しています。 戦後は一貫して米軍専用埠頭として使用されていたものの、2000年代に入り段階的な返還がなされ、2021年現在では埠頭の一部に民間の倉庫やバースが造られています。また、みなとみらい地区から横浜港越しに見る事の出来る横浜市風力発電所の風車、通称ハマウィングが建つ場所でもあります。

 

横浜ノースドック

 

瑞穂埠頭の大部分を占める在日米軍の港湾施設で、連合軍接収時の呼び名からノースピアの愛称で呼ばれる事もある。
因みに連合軍接収時、大桟橋がサウスピア、新港埠頭(今の赤レンガ倉庫付近)がセンターピアと呼ばれ日本占領の拠点とされていました。


  瑞穂埠頭専用線

 

昭和10年(1935年)に外国貿易を取り扱う貨物線として造られ、同時に埠頭先端に瑞穂駅が開設されました。終戦後は連合軍に摂取され米軍専用線として活用されましたが、1947年から1958年までは外航船の積み荷輸送に使われたものの、58年以降は貨物線としては廃線になり、米軍専用線として主に厚木基地への航空燃料輸送に使用されていましたが2000年代前半には、使われなくなり専用線は廃線同然に放置され、2021年に米軍から返還された事により専用線としても正式に廃線になりました。
 

横浜夜景

みなとみらい方面を眺める

正面は旧山内埠頭

パフィシコよこはま

 

煌びやかな横浜ウォーターフロント夜景。

 

高島線瑞穂

日本最初の溶接橋

瑞穂橋と鉄道橋

使われる事のなくなった踏切

勾配標

朽ちるにまかせる

 

本最初の鉄道用溶接橋を有する路線として、そして大多数の埠頭への専用線が消えた21世紀にあったなお姿を残す専用線として知る人ぞ知る路線でしたが、その実態は廃線であり20年以上にわたり使われていない鉄路は錆びつき、夏場には草に埋れてしまうそんな専用線も、令和3年(2021年)に米国より日本に返還されたことにより正式に廃線となり、近いうちに鉄橋を含む線路部を更地にしJR貨物へ返還される予定となっています。また一つDEEPな風景が消えてしまいますね。
 

住所

 

神奈川県横浜市神奈川区千若町2付近

 

最寄り駅・バス停

 

JR線・京急線 仲木戸駅東神奈川駅より徒歩約10分
JR東日本HP https://www.jreast.co.jp/
京急線HP  https://www.keikyu.co.jp/

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA