さいたま新都心合同庁舎1号館
さいたま新都心合同庁舎1号館は、さいたま新都心の中心に位置する高さ31階建ての高層ビルで、中央省庁の関東地方支部が集積しています。最寄り駅となるさいたま新都心駅や、さいたま新都心の各主要施設とはペデストリアンデッキで繋がり、空中回廊を形成しています。またこのデッキは2001年にグッドデザイン賞を受賞するなど、さいたま新都心の顔とも言えます。
そんな、さいたま新都心合同庁舎1号館の最上階31階からは、晴れた天気の良い日には埼玉県の東武線の沿線市街地を前景に秩父山系や富士山と言った山々を眺めることができます。
富士山夕景
圧倒的な立地の良さと眺望を誇りながら、知名度は関東の官公庁に併設されている展望台の中でも最も低いと言える合同庁舎。
流石は中央省庁が入る施設なだけあって警備の厳重さは随一。普段から役所の展望台へ訪れる際は場違い感を感じますが、ここの場違い感は凄まじいものがあります。とは言え入館パスを貰い警備の人にゲートを開けて貰えば後はEVで31階まで一直線です。31階はかつてフロアの半分(さいたま新都心駅方向)が喫茶店だったので、閉店した今となってはそちらの景色を眺めることは出来ませんが、幸いにも富士山側は変わりないので、富士山のパノラマビューを楽しむことができます。
遠くに帯状に広がる街並みは東武東上線の沿線に沿った街並みで、さいたま新都心との間の明りが極端に少ないエリアは荒川とその周囲に広がる田園地帯です。写真を撮る場合は、田園地帯を途中に挟むので、地上一面に煌めく都市夜景とはいかず、日没後はだいぶ暗くなってしまうことや、展望台から富士山はやや斜め左方向に見えるので、ガラスに対してレンズを斜めに向けることになるので映り込みもあり、この場所から富士山を撮るのであれば日没前後の明るい時間帯がおススメです。
入館方法
合同庁舎への入館はペデストリアンデッキで繋がった2階から受付で入館証に記入して31階への入館パスを貰います。以前は訪れる場所を申告する必要がありましたが、今は展望台に写真を撮りに来たとだけ言えばOKです。また入館パスはクリップで見える所に付ける必要が有るので、クリップが付けやすい服がおススメです。
※身分証の提示を求められることがあるので、運転免許証等顔写真付きの身分証を持って行った方が間違いありません。
住所 |
埼玉県さいたま市中央区新都心1-1 |
最寄り駅・バス停 |
JR京浜東北線・東北本線 さいたま新都心駅より徒歩約5分 |
この記事へのコメントはありません。