2024
17
Feb

撮影機材・道具・その他

MAVIC3PRO用ランディングギアを試す

MAVIC3PRO用ランディングギア

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ンシューマ機として人気の高いDJI製空撮ドローンMAVIC3PRO。MAVIC3シリーズは空飛ぶスマホとも言われる小型軽量と安定性や信頼性を兼ね備えたドローンですが、欠点として脚が短いので僅かな傾斜がある地面や不整地などではプロペラが地面に接触してしまったり、草を巻き込んでしまうなど発着場所に気を使う機体です。
そんなMAVIC3PROの脚を延長することの出来る外付けのランディングギアを試してみました。

カラーは脚の部分がグレーとオレンジの2色があり、少しでも目立つオレンジの方が良かったのですが在庫切れでグレーを選択しました。ビス以外はオールプラスチック製で脚を展開して上から押すと少したわみます。衝撃吸収のためなのか、剛性が足りていないだけなのかは不明です。


ドローンのセンサーやライトを塞ぐことがない作りになっています。取り付けはドローン底部の先端に引っかけて、側面の空気取り入れ口にパチンとはめ込む仕組みです。


この部分はバッテリーを外すと隙間になっているのが判りやすいのですが、ここに側面の爪を押し込むので、脚を使用中はここからの空気の出入りが出来なくなります。
冬場でも軽く熱を持つドローンなので、小さな穴とは言え塞いで平気なのでしょうか?夏場などはバッテリー警告が出ないか気になる所です。

公表通り、脚を装着すると後部のプロペラ部分で3㎝高さが上がります。僅か3㎝ですがMAVIC3においては貴重な3㎝です。

取り付けるとこのような感じになります。当然ながらプロペラを折りたたむことが出来なくなるので、運搬時は取り外す必要があります。また脚が伸びた分、離発着を感知するセンサーに影響があるのではと思い、室内で何度か離発着を繰り返しましたが、特に問題なく離着陸の認識をしていました。

これは改造では?

2024年2月現在では国土交通省の見解は「常時使用するのであれば一旦登録抹消後改造機体として申請を」「一時的な変更であれば機体情報の変更申請を」とのことです。包括申請の場合は「標準仕様の機体の飛行許可番号」と、「機体情報の変更申請を行った仕様の飛行許可番号」の双方を取得することで、改造の有り無し両方の状態で飛ばす事が出来るようになります。
メーカー純正ではないメーカーが容認していないオプションなので、重量の10%以内の増減に関わらず、この脚を取り付けて飛行させる場合は、改造もしくは一時的な改造申請が必要になるのでご注意ください。

飛行計画通報メニューの無人航空機情報の登録・変更から一時的な改造申請をおこなう

許可番号が2種類になるので、改造の有無によって使い分ける

間違えて無人航空地登録申請メニューから申請しないようにしてください。一時的な改造の場合は飛行計画通報メニューから情報変更をおこないます。

MAVIC3 or Classicで利用できるの?

PROと既存のMAVIC3の筐体では下部先端の形が違うので脚を固定することが出来ず、使用不能です。

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