牧の原公園古墳型展望山から夕暮れの富士山を撮る
北総鉄道印西牧の原駅北口に隣接する牧の原公園。面積約10ha(東京ドーム約2個)の広さを誇る園内は駅前に近い芝生エリアと、調整池を挟んだ駅から15分ほどの場所にある築山エリアのふたつに分かれ、そのうち築山エリアには標高41mの築山があり、山の頂上からは千葉ニュータウンの住宅地や、富士山などを眺めることができます。
富士山夕景
古墳とも称される築山は一気に芝生の斜面を駆け上がる階段の他にも山をぐるっと回りながら登る傾斜路もあり、ともにダウンライトが完備されているので、夜に見ると古墳と言うよりは古代遺跡の神殿かなにかと見間違う異形の物体。この古墳もとい築山は千葉ニュータウンの開発時に発生した残土を用いて築かれた人工の山で、印西市によると標高は41mで周辺の標高は平均して20mほどなので、山の頂上は一般的なビルで言えば7階ほどの高さに相当します。公園周辺のエリアは戸建てが建ち並ぶ地区と言う事もあり、20mと言う高さとは思えない眺望の良さを誇ります。また北総線沿線には展望台などを有する施設がほとんどないこともあり、沿線では貴重な富士山を眺めることができるスポットにもなっています。
余談ながら、公園周辺を含むエリア一帯は電柱の地中化がされているので、地上に眼を向けるとエリア内の地表付近がすっきりしているのが判ります。これは比較的新しい街であるとともに、データセンターが設けられるほどに安定した地盤を誇る印西市だからこそ為せる街づくりですね。
住所 |
千葉県印西市牧の原5 |
最寄り駅・バス停 |
北総鉄道 印西牧の原駅より徒歩約15分 |