瑞光橋
東京都北部の岩淵水門より荒川から分岐し北区、足立区、荒川区、墨田区、台東区、中央区、江東区を通り東京湾へと至る墨田川。瑞光橋は荒川区南千住に位置し、墨田川により引き込まれる入り江に架かります。
橋上や隣接する瑞光橋公園からは東京スカイツリーをはじめとした墨田川沿いの夜景風景を眺めることができます。
Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 レンズキット NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 付属 Z5LK24-200 ブラック |
夜景風景
瑞光橋は墨田川の本流に架かるわけではなく、隣接する公園へ注ぎ込む入り江に架けられています。入り江と言っても船溜まりや船着き場がある訳では無く、一見すると不思議でなんとも贅沢な構造をしていますが、これはかつて近隣の貨物駅へと引き込む運河が流れていた名残で、運河自体は埋め立てられてしまいましたが、運河の入り口や水門の土台などは公園となって今も残されています。
千住汐入大橋から水神大橋の区間は、川が大きく弧を描いて方向を変えるので、場所によって色々な東京スカイツリーと隅田川の景色を眺める事が出来ます。ほんの少し歩くだけで全く違う景色が見られるのが、この南千住エリアなので、是非ご自身の脚でお気に入りの風景を見つけてみてください。
余談ながら瑞光とは「めでたいとされる光」のことですが、カメラに触れたことがある人ならばオリンパス(現OMシステム)のレンズの名称としてのZUIKOを思い浮かべるのではないでしょうか?ひょっとして瑞光橋もオリンパスと関係が?と思いますが、オリンパスは一切関係がない様です。
名前の由来について調べて見ましたが判りませんでした。と言うとまとめサイトみたいで嫌なので、推測にはなりますが、荒川区南千住の総鎮守である素盞雄(すさのお)神社の起こりとされている神社の御神祭である牛頭天皇・飛鳥権現が降臨された奇岩の名前が神影面瑞光荊石(しんえいめんずいこうけいせき)と言い通称、瑞光石と呼ばれている事や、南千住一帯の小学校は第○○瑞光小学校と言う風に瑞光の名を関していることから、神社の瑞光石にあやかって命名されたのではないでしょうか?
また瑞光橋は現在の橋より以前に、現在は埋め立てれた運河側(汐入水門奥側)に架橋されていたものがありました。60年代までの国土地理院の航空写真には写っていますが、70年代後半の運河が埋め立てられた後の写真では陸地と一体化して橋が残っているのか陸地化されたのかは不明ですが、こちらの初代瑞光橋も由来等は不明です。
Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 レンズキット NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 付属 Z5LK24-200 ブラック |
住所 東京都荒川区南千住16 最寄り駅・バス停 京成バス 瑞光橋公園バス停より徒歩約3分 JR常磐線・東京メトロ日比谷線・TXつくばエクスプレス 南千住駅より徒歩約15分 京成バスHP https://www.keiseibus.co.jp/ JR東日本HP https://www.jreast-timetable.jp/ 東京メトロHP https://www.tokyometro.jp/ つくばエクスプレスHP https://www.mir.co.jp/ |
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