Aiニッコール200mm/f4を試す
1977年発売の単焦点レンズ、Aiニッコール200mm/f4。初登場から48年(2025年時点)と約半世紀前のオールドレンズがどのような写りをするのか試してみました。今回は最低限トーンカーブ等の処理をしていますが、極力撮って出しに近い状態にしています。
中古品のオールドレンズなので気になるレンズの状態ですが、レンズ内は青色LEDライトでチェックしても微細なチリが見受けられるだけの綺麗な個体を使用しています。
※基本的に記載が無いかぎりZ7Ⅱに手持ちで撮影しています。またLightroom等で基本的な画像処理を行っています。あくまでも自分が作品撮りをするためのものであって、木を見て森を見ずと言うようなレビューではありません。
実写
順光で解放f4で動物たちを。ピントが来る部分はシャープながら綺麗な前後ボケで現代のカメラと合わせても充分に綺麗な写りです。
同じく開放で遠景。ピントはやはりシャープです。
※この画像のみクロップして撮影。
同じく開放で。人工物が多くかつ前後にボケを作り易い駅ですが、写りはシャープでボケはなだらかと、とても半世紀前のレンズとは思えない綺麗な写りです。
三脚に載せ撮影。上段が開放f4で下段がf8まで絞ったものです。開放でも十分綺麗ですが、絞ることで画面全体がキリっと引き締まります。また絞った際の光芒も望遠レンズながら過度に伸び強調されることもなく、個人的には好ましい光芒の出方です。
最後はいつものレンズに対する嫌がらせ的な真正面からのLED光です。
流石に開放ではフレアが激しく、本来はクリーム色の車体がグリーンがかっています。それでもキチンと写る辺りは流石の日本光学。f8まで絞るとフレアも抑えられゴーストも僅かと、とても優秀な写りです。
感想としては最高の誉め言葉でもあり失礼な言葉ですが、写りが優秀過ぎてツマラナイとでも言いましょうか。RAWで現像を詰めれば順光や夜景であっても遠景であれば、現代水準の画を作り出してくれる優秀な光学性能を持つレンズを半世紀前に産み出した日本光学には脱帽です。またこれだけ素晴らしいレンズが¥2,500で入手できる環境にも感謝します。
今回購入したのは、銀座でも希少な中古カメラを扱う老舗の三共カメラです。








