開港波止場
開港波止場は横浜市みなとみらい新港地区にあります。
開港波止場は象の鼻パークの一部であり、開港の丘、開港波止場、象の鼻堤防などの施設を併せて象の鼻パークと呼ばれています。そんな象の鼻パークの中央に位置する開港波止場からは、山下臨港線プロムナードや船溜まりに停まる船越しに、横浜みなとみらいや赤レンガ、クイーンの塔などの横浜沿岸部を代表する夜景風景を眺めることができます。
象の鼻パーク
象の鼻パークは平成21年(2009年)に横浜開港150年を記念し、象の鼻地区一帯を整備した公園です。横浜市海岸通1丁目、みなとみらい3街区にあたり、赤レンガ倉庫、山下公園を結ぶ動線上にあります。
園内は象の鼻テラスや開港の丘と言う公園整備時に新しく造られた施設だけでなく、象の鼻堤防をはじめとし整備時に発掘された鉄道の軌道や転車台、煉瓦造りの倉庫の基礎が保存されています。
象の鼻パークからは横浜ランドマークタワーをはじめとするみなとみらい21地区の高層建築や赤レンガ倉庫、横浜3塔、マリンタワーなどの横浜を代表する建物の数々を眺める事が出来ます。
由来となった象の鼻の名称ですが、横浜開港時に造られた東西2か所の埠頭のうち東埠頭(波止場)は湾曲して造られ、その姿が象の鼻に似ている事から象の鼻と呼ばれました。堤防は大正12年(1923年)の関東大震災で被災し直線に近い形で復旧されましたが、象の鼻パークの整備に伴い、明治中期ごろの湾曲した姿に復元されました。
夜景風景
開港波止場からの景色は、停泊する船やさまざまな建築が重なり合い、良い意味でごちゃついた雑然とした景色を見ることができます。ここから見える灯は赤レンガやクイーンの塔、山下臨港線プロムナードなど歴史ある構造物はオレンジ色の温かみのある灯、みなとみらい地区の高層建築群はクールな白色でまとまっているので、灯の色に注目するのも面白いものです。
日中は多くの人で賑わう開港波止場も夜になれば、人通りも少なくなり、夜景を眺めるにはいい雰囲気です。特に冬場ともなれば透き通る空と煌びやかな都市の灯で一層夜景が綺麗に見えるのでおススメ。MM線の最寄り駅日本大通り駅からも近いので、横浜の夜景と言えば外せないスポットなので、是非訪れて欲しい場所です。
因みに大さん橋の駐車場は平日であれば24時まで1,500円1で停めることができるので、車で訪れた際の横浜の散策の拠点にするのにおススメです。
大さん橋客船ターミナル公式HP https://osanbashi.jp/
住所
最寄り駅・バス停 みなとみらい線HP http://www.mm21railway.co.jp/ |
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