2022
17
Aug

都市夜景, 千葉県, 乗り物夜景

ユーカリが丘の夜景を撮る

ユーカリが丘

ユーカリが丘夜景風景

 

葉県北部に位置し、東京日本橋から電車で約1時間、成田空港からは電車で約30分ほどの場所にある佐倉市ユーカリが丘。ニュータウンとして昭和46年(1971年)に民間企業である山万(やままん)を主体として開発が始まり、令和4年(2022年)現在では約250haの敷地に約1,9000人が暮らしています。
ユーカリが丘の特徴として「成長管理型」と呼ばれる長期的な街づくりを前提とした開発がおこなわれています。これは開発販売したデベロッパーが都市機能の整備運営をおこなうことにより一貫した街づくりができ、人口バランスを保つために年間居住者数の制限を設け都市の急激な高齢化や人口減少を防ぎ、千年先まで成長する街を目指したもので「街づくりは一過性のものではなく持続性と継続性を求められるものである」と言う山万の理念基にした都市開発計画です。
そんなユーカリが丘の街からは、都市内を走る新交通システムの軌跡やユーカリが丘駅前に立ち並ぶ高層マンションの夜景などを眺めることが出来ます。

 

夜景風景

高層マンションと新交通システムの近未来的な組み合わせ

ユーカリが丘の高層建築群

ユーカリが丘をゆく

ユーカリが丘の夜景とユーカリが丘線の軌跡

ユーカリが丘方面

山万ユーカリが丘線

 

前には高層マンションが建ち並び、新交通システムが頭上を行き交う近未来的な風景が見られる一方で、少し郊外へと進めば自然豊かな風景が広がります。カメラを持たずとも、ユーカリが丘線乗って小旅行を楽しむのもおススメです。
ーカリが丘の街並みを彩る新交通システム山万ユーカリが丘線は約14分で都市内を1周し、駅は都市内すべての住宅より徒歩10分以内にアクセスできると言う利便性が特徴です。「ゆりかもめ」や「横浜シーサイドライン」と同じく新交通システムAGTに分類されるユーカリが丘線ですが、その方式はVONAと呼ばれる全国でも令和4年現在唯一の方式となっています。これは一般的なAGTが車両の左右両側に設置された案内軌条に車体側面に設置された案内輪を当てて走行するのに対し、側面ではなく線路中央に設置した案内軌条に案内輪を当てて走行します。そのため一般的なAGTのような壁がなく開放的なので一見するとモノレールのようにも見えます。
新交通システム全般に言えることですが、静粛性には目を見張るものがあり、その走行音は惰性で路面を走行する自動車を遥かに下回り、横を歩いていると追い抜かれてようやく電車が通っていることに気づくほどです。
ユーカリが丘線の静粛性は閑静な住宅地にピッタリ似合う素敵な都市交通です。ユーカリが丘を訪れたら住宅地の中を静々と進む3両編成の可愛らしい電車にぜひ注目してみてください。

 

 

 

なぜ日本の列車は秒刻みで動くのか (交通新聞社新書)

 

 

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