千登世橋
豊島区雑司が谷に架かる千登世橋。
橋上からは都電荒川線や明治通りを走る車の軌跡、そして道路に沿ってどこまでも続く街並みの灯りを眺めることが出来ます。
夜景風景
千登世橋は明治通りと目白通りと言う二つの幹線を立体交差させるために昭和7年(1932年)に造られました。掘割にした明治通りの上を目白通りが陸橋で横断するために架けられた橋が千登世橋で、幹線道路同士の立体交差としては都内初であったと言われています。文化財として歴史的な価値があるとして、東京都建設局の著名橋にも選定されています。
また千登世橋は一見するとひとつの橋に見えますが、千登世橋自体は明治通り上に架橋されたアーチ橋の事を指し、隣の都電の線路を跨ぐ橋は千登世小橋と呼ばれる別の橋です。
明治通り沿いは開発が進み橋の袂まで住宅が立ち並ぶので掘割の雰囲気は余りしませんが、都電が走る鉄路は植物が生え苔むした石積の壁面で覆われ、造られた当時からの雰囲気を色濃く残しています。
眼でみる夜景も美しいのですが、カメラで長時間露光をすると車や都電の軌跡が灯りとなって残り、眼で見るのとは違った美しい夜景が見られるので是非カメラを持って訪れてみてはいかがでしょうか。
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